エリック・カール展2017年07月01日 23:45

エリック・カール展に行って来ました。
あの「はらぺこあおむし」の作家です。

世田谷美術館で、明日までです。

ぎりぎりの日に、
ぎりぎりの夕方に行って来ました。



私が知らなかった彼のことを知ることができて、
嬉しかったです。

私の好きなクレーやマグリットの名前がありました。

モーツアルトが好きなこと。
それで「魔笛」の衣装デザインをしていたこと。

来月のコンサートで読み聞かせをして頂く、
十四ひきのねずみシリーズの、
いわむら かずお氏とコラボ作品があったこと。
「どこへ行くの?」という本です。
アメリカと日本では、本の開く方向が逆だそうで、
これを利用?して、対称的に書かれているようです。

この本と、
「うたが みえる きこえるよ」は、
欲しくなっちゃいました。



保育士さんのような方も、いらっしゃいましたよ。



子供たちにすてきなことを伝える手段は、
音楽だけなんかじゃなくて、
このように、いろいろな方法があります。

でもそれは、
根っこで複雑に繋がっているように思います。

声を出しやすくする私のお奨めヨガポーズ2017年07月02日 21:19

私は自分のからだが楽器です。

三人いて、専門楽器を訊かれたときに、
「私はサックスです」
「わたしはクラリネットです」
「私は私です、声楽です」

と言ってしまいました。



さて、その楽器を整えるために、
普通の楽器であれば、
メンテナンスをする、
楽器店に頼む、
調律師に頼む。
などをするわけですが、
私たちは、
ちょっと違います。
生身の人間だと言うことです。


メンテナンスは、
頻繁になります。
音楽しているとき以外でも、
使っているからです。

そして、生きているから、
メンテナンスが活かされ、
楽器のグレードを高めることも
自分でできることになります。


そのために、私はヨガと気功をしています。


今日は、鋤のポーズを紹介いたします。

首、背中が伸ばされて、
楽器=身体の左右差や歪みを調整できると感じています。
肩こりや、目の疲れも、
ある程度までは、改善できる気がします。
くしゃみ、鼻水にも効く、と書かれていました。。。


どこか痛いところや、怪我のある方、
体調の良くない方、
初めての方は、無理しないでくださいね。
いきなりしては、ダメですよ。

仰向けに寝て、両足を上に上げる。
初心者は、まずここまででも大丈夫。
まっすぐ上げて、膝を緩めたり伸ばしたりしても、
もも裏がストレッチされるように思います。

少し、楽になってきたら、
そのまま、足を頭の上へ下ろしていきます。
床に着かなければ、
腰を手で支えて、そのままキープ。
少し経つと、足が着くかもしれません。
腰から手が外せるようでしたら、手は床、
または、床の上で手を組みます。
完成形はもう一つ先がありますが、
ここまででも、充分です。

戻るときは、背骨を一つずつ床へ置くように、
腰に手を添えても良いので、
ゆっくり、
首などを痛めないように、
戻ってくださいね。


これだけやって、寝てしまうことも多いです。。。

このポーズの後は、サバーサナ
シャバアーサナをしてくださいね。
仰向けのまま、手足を自由に置いて、
ゆっくりリラックスしてください。
あ、やっぱり寝て良いのか。。。


呼吸も楽になるように感じます。
たった一つでも、
私はこのポーズをするとだいぶ、
からだが楽になって、
歌いやすくなります。

無理せず、お試しくださいね。

速さを決めるとき2017年07月03日 22:36


この楽譜の上の方に、
四分音符 = 120

と書いてあります。


これは何を表しているのか、
ご存じですか?

これは、速度記号と言います。
今から演奏する曲の速さが指定されています。

四分音符を、1分間に120回打つ速さ、と言うことです。

(ちなみに、一秒に2回の計算ですね。
マーチ、行進曲の時に良く出てくる速さです。)




さて、400年ぐらい昔の楽譜には、
書かれていないことが多いです。
書かれている場合は、
出版社が参考として書き込んでいることもあります。



1800年半ばぐらいになると、
作曲者自身が書き入れていることが多くなります。

楽器の性能が上がったことで、
豊かに表現できるようになり、
作曲者が細かく指示できるようになったんですね。


そこで私たち演奏者は、
「作曲者はなぜ、この速度を指定したか?」
と、探っていくことになります。

不思議なことですが、
同じ120 であっても、
ニュアンスが違うこともあります。
人が演奏するので、
若干の振れ幅があって、
それも含めて、
個性が出る、出せる所でもあります。


メトロノームに合わせて、
きっちり演奏できることも
大切な基礎練習なのですが、
そのきっちりした感覚の上でなら、
ニュアンスを感じ取った、
振れ幅がある速さ、
が、むしろその方が
心に届く音楽だったりもします。


ここに、生で楽しむ醍醐味もあるんですよね。


たった一つの記号ですはありますが、
いろいろ探って、感じて、
私たちは演奏する速さを決めています。

数えましょうキャンペーン2017年07月04日 21:54


私が学校でピアノのレッスンを受け持つ
ほとんどの学生に、
数えましょうキャンペーンに
参加してもらっています。


数えながら、ピアノを弾くんです。


これが、以外とむつかしい。


特に、習ったことのある経験者の方が、
混乱するようなのです。
数えると弾けなくなるって。


でも、ちょっと待ってください、


保育士さんは、お遊戯も教えますよね。
カウントを取りながら踊れない、
ということにならないのか、心配になります。


カウントを取れて弾ける、
と言うだけで、
インターナショナルレベルで
弾けてることになりませんか?


初心者ならば、
楽譜を読むことと一緒に、
全て始めてから、なので、
むしろ、混乱が少ないようです。
数えないと弾けない、
と言い始めてくれたらしめたものです。


経験者で、
なかなか高度な曲を弾いているのに、
「自信がない」という学生は、
どこか基礎力が抜け落ちていることが多いです。
数えることが抜けてることは、
案外多いものです。


でも、確かに一見弾けているので、
数えて弾けなくなることをいやがります。

そんな時、私は良い方法を思いつきました。

連弾する、です。



その学生の好きな曲、弾きたい曲を、
連弾します。
するとその学生の耳には
仕上がりが聞こえているから、
数えやすくなります。
そして、さすが保育士志望。
優しいから、
私と合わせようと一生懸命になります。


隣の私はメロディーを付けて数えます。
すると、つられて一緒に数え始める。
あら、数えたらさっきずれてた所が合ってくる。

そこで、数えることが大切だったんだ、
と合点が行く。



好きな曲を弾きたい、
すてきな曲をすてきに弾きたい、
という気持は強いですね。
音楽の力です。


ちょっとめんどくさいのもわかります。
でも、ぜひ、数えてみてください。
バイエルから、
インターナショナルで弾きましょう!

セロ弾きのゴーシュ2017年07月05日 21:24

今日のヴォーカルボディワークの授業は、
鑑賞。

宮澤賢治作 「セロ弾きのゴーシュ」です。
もちろん、本が出ています。
読んだことがありますか?



このDVDは、高畑勲氏の脚本・監督作品です。
私は、
ゴーシュ君にアシタカの面影が
あるように思えます。。。


それはさておき、
このDVD、お奨めです。
一時間ちょっとの短い作品ですが、
見応えがあります。
(この絵で、絵本も出ていますよ。)

大人も、子供も
それぞれが、それぞれに感じ、
それを心の中、深くに沈められるように思います。


ずいぶん前の仕事場で紹介され、
家でも、家族で見たし、
授業でも、何度も見ているのですが、
毎回、見入っちゃいます。



かっこう
こだぬき(人気だったので、写真を貼ってみました。)
ネズミの親子

授業では、
これらそれぞれから、
ゴーシュ君は何を教えてもらったのか、
を書いてもらいます。

もちろん、外れの答えは無いように思います。
それでも、なかなか面白いことも書かれていて、
チェックするのも、とても楽しいです。



そして、感想も書いてもらいます。

初めて見た感想がありました。
「ゴーシュ君は、だんだん笑うようになっている」

ほう。
そう言われれば、そうだ。確かに。



ね。
このように、それぞれがそれぞれに
いろいろな発見をしたり、
ゴーシュ君に自分を重ねたり、

映画館で、映像に合わせて
本物のオーケストラが音楽を付けてる、
とか、昭和初期のことを知ることができて良かった、
という感想もありました。



そして、最後に音楽にできること。
これは、別の機会にも訊くのですが、
今日は、ゴーシュ君寄りのことが
多く書かれていたように思います。


いつも、お話ししたいこともたくさんだし、
歌いたい曲もたくさんで、
分刻みな授業になっちゃうのですが、
今日みたいに、
ゆっくり一本のDVDを見るのも、
大切な時間だと考えています。