サロンコンサート2019 終了2019年11月10日 21:35


お蔭様で、今年も無事に終えることができました。
ほんとうにありがとうございました。

東京建物八重洲ホールは、
これで最後です。
今回は、いつもより
楽屋も広くて使いやすくなっていました。
でも、最後です。

寂しいです。

温かいお客様との時間は、
あっという間でした。

美味しい食事も、
作るのには時間がかかるけど、
食べるときはあっという間、
と同じでしょう、
と言ってくださった方がいます。
ありがとうございます😊

今回は、直前の
みちよけいこ先生のレッスンのお蔭様が大きくて、
最後にグッと変わったと思っているのです。
ありがとうございます😊

さて、
語りたいことは山のようにあるのですが、
ひとつだけ。

今回は、というか、
考えてみると、私のコンサートには、
何かを提供する側の方が、結構いらっしゃっています。
一見、直接は音楽に関係ない世界に活動されているとしても、
やはり、
このように生音のコンサートでの体験を、
持って頂くのはいいことだよなあ。。。と思うのです。
客観的に。。。

何かを提供する側って、
親、という役割もそうなんですよね。
先生、もそうですし。

ホールに足を運んで、
プログラムをいただいて、
何が書いてあって、
何が体験できて。
あー、私ならもっとこうするな、とか、
こういうのは取り入れてみよう、とか、
そのようにもお使いいただけると思うんです。

。。。ちょっと遠回しで、
ちょっと歯痒くもあるのですが、
まま、この辺で。。。

近代的な洗面台2019年09月05日 22:50

今日の一枚は、洗面台。
ブラチスラヴァのモールで入ったトイレだったと思う。

少し前までは、
入り口におばあちゃんがいて、
お金を払って、
場合によっては、
ペーパーも一回分に切ったものを渡されて、
用をたすシステムだった。
このおばあちゃんが、ちゃんと掃除をしてくれるので、
とても綺麗だけれど、
小銭がないと入れないし、
この量では、紙が心もとなかったりするし、
私にとっては、使い勝手が良くはなかった。

でも、ブラチスラヴァじゃ、
そんなトイレは見かけなくなった。
そもそも、もうそんな仕事のエキスパート?
もいなくなってるのかもしれない。

で、今回ハイテクになっていた。
左から順に、石鹸→水→ドライヤー になってる。
すごい。
一石三鳥。

この国は、冬が寒いので、
水道は、お湯も出る確率は高い。

でも、トイレで水の音は流れない。
これは、日本ならではじゃないか。

こちらではどうなってるか、というと、
ドアがきっちり閉まることが多い。
上とか下とかに隙間はない。
天井から床まで、ドアがある。
完全個室。

特に非常呼び出し用のボタンもない。
だから、どっちが良いのかわからないけれど。
考え方の違いが、こんなところにも現れるんだね。。。

取れたタイヤ2019年09月03日 23:59

今日の一枚は、
壊れたトランク。
タイヤが取れてた。

一通りの旅行を無事に終えて、
トランクが出るのを待つ時間は、
最後の、あるいは最後から二つ目の
緊張する場面だろう。

少し前は、ほんとにトランクが出てこない方を
何度か見かけたことがある。
最近は優秀だね、
なんて思ってると、
私のトランクが、
なにやらラックのようなものに入って出てきた。

へえ、こんなの初めてだ。

そりゃそうだ,
タイヤ、無い。

ウィーンで預けるまでは、
普通にガラガラしてきたのである。

係りの人に話すと、
対応してくれた。

書類を作る。
何年使い、何回使い、いくらで購入したか?

家までは頑張って持って帰る。
指定された宅配便に電話すると、
取りに来てくれるそうだ。
修理屋さんまで、届けてくれて、
修理して、戻してくれるんだそうだ。

すごいシステムになってるものだ。

今週中には、修理に出そうと思う。

青の教会2019年09月02日 23:49

これは、スロヴァキアの首都ブラチスラヴァにある、青の教会。
建物がこのようにスカイブルー。
中も、ステンドグラスも、
パイプオルガンも、
司祭様の着ているものも、
スカイブルー!

このような教会が、
いつも泊まっているホテルのすぐ近くにあった。
鐘の音を聞いていたと思えるぐらい、近かった。

あるのを知ったのがちょっと前で、
見に行きたかったけれど、
今年の研修では、
ブラチスラヴァに寄る予定になっていなかった。

しかし、である。

レッスンを終えて、ウィーンへ戻って、
ちょっとだけ、
2日だけバカンスがあった。
そのうち1日、
初めてブルノで講習に参加した時に出会った友人と
ブラチスラヴァで会うことになった。

チェコからはるばる来てくれるんだと。
彼女には、どうやって返せばいいのかわからないぐらい、
ご恩があるのだけれど。

彼女は、ブラチスラヴァに住んでいたことがある。
なんと、今は無きロクシタンで働いてたんだって!
そんなこと、初めて聞いたよ。

連れて行こうと思っていたお店を間違えて、
ごめんね、な食事を終えて、
彼女を見送った。

夕方だから、まだまだ明るい。
青の教会。
調べてみると、土曜日の午前中と夕方しか公開していない。

えー 今日じゃん。
っていうか公開まであと15分。
歩いていくうちに時間になるぐらい。

こりゃ、行くよね。


で、この写真。
ほんとの色は、もう少し深い青。
この教会へ入っていく方達の服装も、
ブルーが多い。

おお、オルガンがなった。
歌も聴けた。


実はウィーンとブラチスラヴァは、近い。
バスで、1時間かからない。
ブラチスラヴァに泊まって
ウィーン観光っていう手もある。
前にそうしたこともある。

でもこのところは、
道路事情で時間が読めないから、
飛行機に乗る前の日にはウィーンにいることにしている。

さて、あと1日。
ウィーン観光!
と言いたいところではあったのだが、
何しろ、暑い。
日陰がなく、クーラーもない美術館も多い。


娘は、昨日お店を間違えて食べられなかった、
お気に入りの豚肉のクレープ包み?
パラチンキを食べたいそうで、
結局2日続けて、ブラチスラヴァに行った。

朝のバスの運転手さんは、2日とも同じで、
覚えててくれた。嬉しそうだった。

ブラチスラヴァ、好きなのだ。
もう地図もいらない。
なんとなく歩いていても、
小さな町なので、暑ければ木陰に入れるし、
一つ路地へ入れば、涼しく、静かだ。

ウィーンだと
地下鉄移動もしくはトランバイ移動、になるところ、
ブラチスラヴァは、歩いていける。
だいたい、なにがどこにあるかもわかってる。
そして、ドナウ。
ウィーンにもある。
でも、やっぱりここからの川は好き。
調べなくても、歩いてこれるし。

そう、もう調べに疲れてきたんだね。。。

ただただ、当てなく歩いてるだけで楽しい街。
気づけば、一万五千歩とかになってるのだ。

2日目は、UFO橋を歩いて渡った。
観光らしきことをした。

川のほとりでぼーっと、
犬と猫を散歩させてる人なんか見てたり。
来年のオリンピックのキャラクターうちわで
あおぎつつ歩いてる現地人と話したり。

とても、穏やかで、幸せな時間だった。

そもそも、何故チェコスロヴァキア歌曲を歌うのか?2018年11月14日 23:53


その3)


そもそも、
の続きである。


二度目にあったピアニストと、
新しい先生のお宅へ伺う。

歌う。


「いいわ、レッスンいたしましょう。
ただね、身体を動かすお習い事を、
水泳でもダンスでも、いいから、
何か始めたら、連絡を下さいね。」



びっくりだ。


私はすぐに近所のジムへ入るのだ。
水泳も、エアロビ(!)も、ヨガでも、何でもある。


そして、ふと「気功」のお知らせを見つけるのだ。


そして、このヨガと気功。
この二つが私を助けてくれることになる。


気功は、一旦クラスが無くなるも、
整体師養成クラスへ通い、認定まで頂く事になる。





思えば、高校生の時。
受験のために始めた声楽。
このときの先生が、からだを創ることからする方だった。
当たり前に、そりゃそうだと思っていた。


そしてグルベロヴァーのCDを聴き、
憧れたのだ。
いつか、こんな風に身体が鳴っているような、
鉄を咥えて歌っているような響きの声が出ると。


グルベロヴァーは、スロヴァキア人。
今の私の先生も、スロヴァキア人。
なんと同じ音大の卒業である。



さて、身体を動かすお習い事を始めた私は、
次のお習い事は、
チェコ語である。


ドヴォジャークを歌おう、
と調べてみれば、チェコ人じゃないか。
あのとき、ワイマールからチェコへ着いた途端、
同じアルファベットなのに、
何も読めない言葉。
地名すら読めない、あのチェコ語、である。


東京で見つけた、習えるところは2カ所。
どちらも途中入会は、受け付けていない。
4月新規開講を待つことになる。


そして、このチェコ語の先生も、
ものすごい方だった。


私が、JAMUで初めて歌ったとき、
信じられない、と言われた発音の正しさは、
彼のお陰である。



こう書いてみると、
本当に先生に恵まれてきた。
人との出会いが繋がって、
今の私があるのだ、としみじみ思う。




私は、本当にとてもついている。


ありがとう。



今日の写真は、チェコの民族楽器というより、
東欧系の、かもしれない。
ツィンバロン。
弦楽器で打楽器。
ピアノもそうなのだけれど、
でも全然違う音。大好きな音。