スピシュ城2018年09月01日 23:40



スロバキアにある、
スピシュ城に行った時のことである。


最初に行こうと思った日は、
暑すぎて諦めた。
日陰がない上り坂である。
レッスンの後、
次の日もレッスン、であるので、
ちょっと慎重である。

その次の日は、
なんと雷。

このペンションでも、ちょっと高いところなので、
山の天気は、変わりやすい?のかと思ってみたり。

そして、3日目。
ちょうど気温も下がったし、
時間もある。
さあ、行こうじゃないか!

このペンションは、
そもそもここへ登る人が泊まるのだ。
自転車で来てる方も多く見た。


このスピシュ城。
廃墟である。
私たちの泊まった部屋から、
よく見え、
夜はライトアップされているのだ。


ラピュタみたいに、浮かんで見える。

この中には、博物館もある。
行ってみると大きい。

入場料も必要である。
売店もある。
この日は、戦闘モノ?の撮影もしていた。

この私でも登っておりられる。
いくつかルートがある。
でも、特に表示はない。
まあ、勘で行っても見晴らしもいいので、
なんとかなるのではないか?

ナイトツアーもあり、
夜は、イベントもあるようだった。

本当に古く、高い。

冬は寒かろう。

一体、どんな方々が、
どんな風に時間を過ごしていたのだろう。

今のここは、あまりに清々しくて、
怖さや、嫌な感じはしなかったな。

展示の中には、拷問セットもあったけれど。。。


ここの上から、
りんご村も先生の村も見つけることができた。


ここに来て、いろいろ感じること、
思うことってあるのだけれど、
でも、まとまらない。

なんだか、大きさに圧倒され、
いろいろが些細なことに思え、
空へぼやけて行くようだった。

こんな気持ちって、久しぶりだった。

アロニア2018年09月02日 23:53


スピシュ城から降りてくる。

なんだか、気分良く、
山の気をもらったのか、軽やかな気分だった。

来るときに、
ここはもみの木畑だね、
と言いつつ通ったところ。
柵のキワに、黒い実がなっていて、
なんだろね?
見たことないね、
と言っていた所である。


帰りには、
その木の上に農園の人らしき人がいて、
その実をもいでいた。


それ、何?
食べられるの?

あー、食べられる。
こう、身体に入って。。。
アロニアっていうのさ
あとで、ググってみるといいよ

健康にいいの?

おお、それそれ


後で、ググってみた。

なんでも、抗酸化作用に優れ、
ポリフェノールに溢れた、
サプリメントになりそうな、
すごい木の実だった。

最近、日本でもジュースに入れたものが、
期間限定で売られているそうな。

食べてみると、
まず渋い。
ちょっと酸っぱい。
皮が分厚いブルーベリーのような歯ごたえだ。

一度にそう、たくさんは頂けない感じ。
でも、確かに
健康に良さそうだし、
舌が黒くなった。


ここは緯度的には、北海道ぐらいだから、
日本でも作れそうだ。

痩せる効果も期待できるらしく、
両手いっぱいに頂いたので、
ありがたく、頑張って頂いた。


でも、やっぱりさすがにお腹が空いて、
街に入ってすぐぐらいの、
ちょっとステキなレストランで、
夜ご飯。
量がわからないから、
とりあえずパスタを一つ。

ペンションへ帰って、
休憩したらまたお腹が空くのである。
もう一度、2人で1人分食べる。


今回は、よく食べていた。
げっそりやつれて帰って来る年もあったのだけれど。
今年は、痩せてないな。

。。。と思ったけれど、
毎日一万歩以上歩いて、歌っていたのだ。
2キロ近く痩せていた。

でも、もう戻ったー。。。
残念。

充電できる金庫2018年09月03日 23:53

今回、ウィーンで泊まっていたホテル。
昨年と同じホテル。
で、今回は、
コシツェへ向かう前と帰って来てからの2度、
宿泊したのだが、
なんと同じ部屋だった。

昨年は、公園ビューで、気に入ったのだが、
今年は、向かいの部屋ビュー。
。。。まあね、そう部屋にいるわけじゃないのだけれど。


驚いたことが一つ。

お部屋のセキュリティボックスに、
このiPadを入れようとして、
そうだ、充電大丈夫だったか?
この中で充電できるといいのに、
そんなわけないか。。。

そんなわけで、あったんである。
コンセント。
今日の一枚である。

去年はこれ持ってなかったし、
気づかなかっただけなのかしら?
夜は、スマホを充電しているわけだ。
充電するのは、もう一つあったのだった。

でも、つなぐものが一つしかなく、
このiPadは持ち歩かないのだから、
充電しつつ置いて行きたい。

そう、思うよね、みんな。

よかった、よかった。

前半に気づきたかったところだけれど、
間に合ってるから、大丈夫。

日本のホテルでもこんな風になってるのだろうか?

あ、ちなみに
ウィーン チェコ スロバキアへのご旅行は、
cタイプの変圧プラグも忘れずに!

私、最初の頃
ドライヤーから火が吹いたことあるのです。。。

気をつけてくださいね😊

ぐじゅぐじゅ2018年09月04日 23:29


台風
大丈夫ですか?

ここは、雨より風。
今日一日、吹き荒れてる、
とはこういうことのお見本のようです。

自然には逆らえない、
と、テレビで農家さんがお話ししていた。
本当に。。。
切ないことですよね。


りんごやそろそろ重くなって来た稲穂や。。。

どうか、あまり大変なことになりませんように。


今日の私は、
この気圧のせいか、ぐじゅぐじゅ、です。

わじわじ、よりは良いかと思うけれど。
沖縄の方では、イライラする、
みたいな状態をわじわじする、と言うようです。
よく伝わる気がする。


まあ、こんな日もある。

家に帰ってくれば、
現実です。

まあ、研修も現実ですけれど。


ここでは、なまじ母国語だから、
情報量が多すぎる。
言葉ができない、って、
不自由ではあるけれど、ある意味自由なんだ。


と、思ったり。


前にも書いた気がするが、
チェコ語には、
様子を見ておきましょう、という表現がある。

これが、ステキにいいんである。

そして、だいたい、
良い方へ転ぶのが不思議。

表向き、誰も何もしていないこともあるし、
何かしてることもあるし、
ほんとに何もしてないことも、
何もできないこともある。

とりあえず、様子を見ておきましょう。

辞書にはない使い方だと聞いた。


そう。
今日もこの言葉に助けてもらおう。


といことで、
今日の1枚は、小さな花々。

次のサロンコンサートで歌う曲のタイトルでもある。
スロヴァキアの作曲家、トルナウスキーの作品です。

素敵です。

ほら この通り2018年09月05日 23:46

朝起きてテレビをつけたら、
えらいことのなっていた。


飛行機が飛ばない、って。。。

無論、たくさんの場所で被害があったようで、
一つ一つ、大変痛ましく、言葉がない。


この中で、比較的想像できる気持ちは、
「飛行機が飛ばない」

これは、心がキュっとなるぐらい理解できそうだ。


国内線だった方も、本当に切なく辛いことと思う。

国際線として使うはずだった場合、
読めない、聞き取れない言葉で説明されても、
あまり納得できないだろう。
穏やかではいられないと思う。

異国の地で飛行場に着けば、
まず、ホッとするんである。
つい、これでもう大丈夫、なんて思うのだ。

あとは、乗るだけ。。。
寝るだけ。。。

もう、パスポートとチケットがあればなんとかなる。
もう、この国は出たも同然。。。
心は、もう家だ。

それが、帰れない。
乗れない。飛ばない。

どんなにか心細いだろう。

本当にお疲れ様。大変な1日でしたよね。
ん? 2日か?
今頃は家に着いただろうか?
ゆっくりできるといいですね。


さて、私の昨日のぐじゅぐじゅ問題は、
一つは時間がかかるもの。
でも、もう一つは、
あっけなく解決。
というか、なってほしい方へ動いた。

本当に不思議。

この場合、誰も何もしてないはず。

でもね、ほらこの通り、なのだ。

もし、様子を見てみましょう、と
考えることができたら、
いや、考えることから少し距離が置けたら、
かもしれない。。。
コトは、うまく動くのかもしれない。
誰にとっても良いように。
公平に。

うん、そうかもしれない。

ただね、これうっかり忘れちゃうの。
もう少し、活用しようと思った。
たくさん応用できるなー、と思う。


さて、今日の1枚。

恥ずかしながら、私の今日のランチ。
本当に家に何もなく、
時間もなくて、
うどんに梅干しに大葉。
お腹空きすぎていて、
よく味わうこともなく、お腹へ。
ちょっと大葉を柔らかくするとよかったかな。
ぼそぼそした。。。

ありがたく頂きました。
ごちそうさまでした。