好みって変わらない2018年08月01日 23:56



先日打ち合わせで、
二度目のお店へ、お茶しに行った。


一度目も、同じ方とである。


写真を撮りつつ、その方は、
「あれ、前と同じものを頼んでいるかもしれない」
とつぶやき、
「もしかして、まだ入ってるかな」
とスマホを、シュルシュル。。。


「あった」


「あ、同じの頼んでるのは、
のりこさんの方でした」


え・・・


そうでしたか。

余り迷わず決めたし。
前と似た時間に来てるし、
同じぐらいの疲れ度かもしれないし、
同じぐらいのお腹の空き具合かもしれない。


きっと、同じように感じ、
同じように考え、
同じものを決めたのだ。

何より、気に入ったのだ。





それにしても、すっかり忘れているとは。
食べてみて、初めての味かと思ったし、
初めてのように、感動した。



アップルタルトなのだが、
上のジャムの下に、
こがしたお砂糖が薄く敷いてあって、
そのじゃりじゃり感、
その下のなめらかなクリーム、
煮りんごのしょりしょり感が、一口で味わえる。

食べたものまで、忘れるようになっちゃった。
これも大人力なのだろうか。





おいしく頂きました。


・・・ということでこれは、
その方が撮った写真を頂いています。

田端で声のアンチエイジング!2018年08月02日 23:44

いよいよ明日です!

都内でのWSが始まります。


テーマは、
「声のアンチエイジング」


このところ、声って老化しますか?  とか
声って老化しますよね?  とか

きかれることが増えた気がしていました。


また、
お化粧品のCMで、
お顔はすんごいふっくら若返って、
その感想を述べている声が、
あれ?   と感じたり。。。



声は、
お買い物しなくてもアンチエイジングできるものの一つです。



年齢が若者でも、
もう老化が始まっている声をききます。




「声」が大人になりきるのは、
なんと28、9歳と言われています。

せっかく大人になった声を、
すぐに老化した声にする事はもったいなさ過ぎです。


やっと大人になった声を、
そのまま、素敵に使いましょう!


私は、
できるだけ緩やかに老化させたいと思うのです。


早く、もっとたくさんの方に知って頂きたい。


ちょっとしたこと。
ちょっとしたことだけど、本当のことを知る。
ちょっと考え方を変えてみる。
ちょっと使い方を変えてみる。
そう試した体験が、支えてくれること。


これだけです。
ほんとのことは、とてもシンプル。




明日が楽しみです。

声にだって張りが欲しい2018年08月03日 23:23



「声のアンチエイジング」についての、
WSをしてきた。


WSと言うより、講義になってしまった感がある。


今日はまた、良い質問が来るのである。


嬉しい。



実は、
「声のアンチエイジング」は、
「身体のアンチエイジング」でもある。


声を出すということは、全身運動なのだから。
そして有酸素運動。

歌う、となると
それに、音符を見て音程を取り、リズムを取ること、
歌詞を見ること、音楽を考えること、などなど。
もう究極のぼけ防止とも言えそうだ。
同時に、頭もからだも、
いろいろなことをするからだ。



今日の隠れ大テーマは、
「肋骨」。

これを元のふっくらした形ではなく、
上から押してつぶしたような形になっている方が、
或いは、つぶして使う方が、
結構いらっしゃる。

こうなると肋骨の下についている横隔膜を、
のびのびと使えない。

となると、呼吸が浅くなる。


私はこれが老化の第一歩ではないか、と
最近思うのだ。




中国では、このようなお話があるそうだ。
動物は一生にする呼吸の数が決まっている。
亀は、一呼吸がゆっくりだから長生きする。
人も呼吸が浅ければ、回数が増えるから、
早く使い切ってしまう。

たったの肋骨の形が、
寿命を決めるのか、と思った。


肋骨が元の様にふっくらしていると
横隔膜が柔らかく動きやすくなる。
すると呼吸は深くなる。

そして、なんと声に張りが出る。

横隔膜と声の張りは、
関係が深いのだ。


ね!


繋がっているのです!


暑くって大変だけれど、
肋骨をつぶさないような姿勢で、暮らしてみませんか?
深い呼吸を味わって見ませんか?


こんなにも暑くない夏なら、
湿気のあるこの時期、
呼吸練習は、割と向いている。

秋になり、空気が乾いてくる前に、
呼吸が深くなっていると良いのだけれど。。。





今日の写真は、
ヨーヨー。

そう。
張り、なのだ。

レッスンにも怪我の功名2018年08月04日 23:07


一週間前ぐらいに風邪を引いて、
まだ、ちょっと鼻がグスグスする、
と言う方のレッスンの話である。

習い始めてまだ何ヶ月目かの方である。

「こんな調子なのに、来て良いのか、
迷いました」

そうでしょうとも。



でも、このようなときはチャンスである。
しかも、咽頭辺りは何でも無いと言うではないか。


歌のレッスンをして大丈夫かどうか、
と言う判断は、
のどや声帯が腫れていないかどうか、
で判断するようにしている。


もちろん、見えないわけだが、
様子や声を聞くとだいたいわかる。
そして歌ってもらうと、
もっとわかる。


私自身の経験から、
このようにちょっと調子が良くないとき、
思わぬ良い成果が出ることを知っている。


鼻がグスグスであれば、
鼻の響きが練習しやすくなり、
声がちょっとだけ疲れていれば、
良い発声位置がつかめたりする。


からだが疲れ切っているならば、
やめた方が良い。




昔、ちょっと睡眠不足と言うだけで、
声が出にくかったものだが、
発声のテクニックが上がると、
それもだいぶ軽減されるのである。

但し、徹夜してるなら、
歌わない方がいい。





お休みです、と伝えるのが嫌で、
ちょっとからだが不調なのに、
レッスンに行ってしまった時に、
教えて頂けた。


そのような日でも、
来れるようなら、来てみると良いのよ。
365日全て絶好調なんて、
あり得ないのだから、
このような経験をしておくことも大事なの。
レッスンできることはたくさんあるのよ。
声を聞いて無理ならしないから。


その先生は仰ったものだ。


このアドバイスは、とても役に立っている。


ちょっとぐらい元気ないな、
でも行っちゃえ、
と思えて行くと、
むしろ元気になって帰って来ることも多かった。

歌うことそのものがヴォーカルボディワーク、
ということだ。




からだとメンタルは、
別々だけれど繋がっているのだ。
面白いでしょう!

娘帰る2018年08月05日 23:23



明日、2月ぶりに娘が帰ってくる。

と言うことは半年ぶり、か。。。


何だか、シンプルに嬉しい。
心待ちにしている。
不思議なのだが、
こんな心持ちは、初めてである。


今までだって、もちろん嬉しかったのだけれど、
半年どころか、
もっと会っていないこともあったし、
私たちが会いに行ってはいたけれど、
この家には、何年か戻っていないこともあった。


でも、今思うと、
明日家庭科の授業あるよなー、
と言うぐらいの感じだった。





娘は、18歳で一人暮らしを始めた。

私も、18歳で寮暮らしが始まった。


そのお陰か、
私にとって、娘の進学先が通えるかどうか、
と言うことは問題にはならなかった。
もちろん、夫にとってもそうだったわけだ。



不思議がられることが多いのだが、
それは、私の方が不思議であった。



私たちの場合、
18歳で独り立ちさせたこと、
したこと、
は大きく、良いことであった。
と、信じている。
信じることができる。


むろん、18年間では、
伝え切れていないことも多いのだけれど、
逆に、いろいろな方から教えて頂けたことになる。
また、外にいるからこそ、
うちでのことが、
普通にしていたことが、
教えになっていたと気づかされ、
驚くこともあった。



親というのは大仕事だ。
100%理想的な親じゃなくても、
それでも大変なことだ。

けれど、そんな経験をさせてくれている家族に、
たくさん感謝しようと思う。




気をつけて帰ってね。
話したいこと、たくさんあるんだよ。
っていいながら、違うこと話したりするのだけれど。。。


今日の写真は、
ちょっと前のだけれど、娘と私。