耳の痛いまじめな話し2017年07月25日 23:03

今日は、うれしいことと哀しいことがあった。

嬉しいことは、
4月から体調を崩してお休みされていた生徒さんに、
ばったりお会いしたこと。
日傘を差されて、お元気そうに見えた。
急いでいたので、
「よかったよかったー」と言って、
走ってきてしまったけれど。。。
ちょっとほっとした。



哀しいことは、
信頼関係が築けなかったこと。

私は信頼しよう、と思っていたのだけれど。




こうなると、何を言っても
心には届かない。




状況は理解できる。



自分が言って欲しいことしか、
耳に入らなくなる時って、あるけれど。





「前向きに考えて、
今自分にできることに集中しようと思います。」

そう、そうするのが良いと私も思う。

でも、その言葉の使い方、
ちょっと違っていませんか?




自分の都合の良いように、
都合の良い方向から、使っていませんか?

ただのわがままになってはいませんか?

辛い状況を理由に逃げてませんか?



今、辛いんだってわかりますけど、
そもそも、それほど辛い状況ですか?


もう少し、違った見方はできませんか?



ありがたいことには、気づきませんか?
感謝、してますか?



私は、いろいろと疑問が浮かびました。
でも、何も言えなかった。
言わなかった。
今、言うときではないと思ったから。


彼を育てる立場なら、
深く話そうと思っただろう。
でも、それは私ではないんだ、きっと。


耳の痛い話しを言ってくれる人は、
もしかしたら、
あなたを育てようと思ってくれているかもしれません。
言って頂けてるうちは、まだ大丈夫。

誰からも何も言って頂けなくなったら、
それは、決して完成したからではないでしょう。

寂しいことです。
哀しいことです。



人が育つ時って、
痛いことが起きた後、
ってこと、多いんですよ。


私は死んじゃうまで、
育っていたいと思うんです。
もう、だいぶ大人なので、
痛いことは、言われると言うより、
降ってくることが多くなってきたけれど。。。