公開レッスンを受ける2018年02月14日 20:48


先日コンサートにも伺った、
慶児道代さんのマスタークラスを受講させて頂いた。

楽しかった。
歌うって、
からだが楽器になって歌うって、
こんなに楽しいんだ、って
当たり前なことだけれど、
改めて嬉しくなった。

一人で悶々としている練習とは違って、
最近の私は、レッスンが楽しくなっている。
恥ずかしながら、
学生の頃には感じられなかった気持ちなんである。
いつも、はてなマーク満載で、
先生は優しい方だったので、
怒られたりはしないけれど、
なんだかなーって、もやもやしていることが多かった。


芸と習うなんて、そんなものかもしれないけれど。
でも、ここ何年か、
私は、レッスンが楽しくて仕方が無い。
練習の方が、辛かったりする。。。


また、すばらしいレッスンだったんである。
的確。
シンプル。
そして、それは身体の動きに則った本当のテクニック。
やさしい。あたたかい。


お習い事の先生って、大切だね。



私は、このレッスンで、
歌う人としても、
教える人としても、
大変刺激を受けた。
本当に、貴重な、
キラキラした時間だった。

道代さんにも、ピアニストさんにも、
そして、これを運営して下さった事務局の方へも。
本当に本当に感謝いたします。


そしてこの日、
と言うか、この日から、
例によって、私のからだは、
ますますヴォーカルでボディワークされているようで、
筋肉痛やら、頭がカンカンしたり、
いろんなことに気づきが起こっています。
新しい刺激は、本当にありがたいことでした。


実はこの、みちよけいこさん。
私はとても不思議なご縁で、
既に何年か前にチェコでお会いしています。
その事については、また今度。。。

ソリスツのおさらい会2017年11月24日 22:38

お陰様で、無事におさらい会を終えることができました。
ありがとうございます。

関係者以外のお客様もいらして下さり、
あたたかなコンサートになりました。


生徒さん達は、半年ぐらいぶりの再会。
この所WSも公開講座も
イレギュラーになっていたからね。。。
皆さん、仲良しなんである。
なかなか褒めない私だからか、
お互いに褒めたり、励ましたり、
感想を言い合ったり、曲を教え合ったりしてる。
公開講座を重ねてきて良かったんだな、
と私が気づけた。


皆さんをお送りしてから、
内輪で小さくお茶会。
感想などをお話しした。

自分の成長度が感じられるようになった。

いろいろと腑に落ちた気がする。

歌が上手ってどういうことかわかった気がする。

2曲目は落ち着くけれど、1曲目が安定しなくて悔しい。

もっとたくさんの人がこのような楽しみを知ったら良いのに。


そうです!それそれ。
誰かに合わせるのではなく、
CDに合わせるのでもなく、
自分が歌う。
それにピアノが合わせるんであるからして。
でも、だからって自分勝手と言うことではない。
楽譜には合わせるんである。
そこはちゃんと芸術的にするんである。
プロのソリストというわけではないけれど、
一人で歌いたい方々。
ソリスツ。
私の生徒さん達は、みんなこれなんだ、きっと。


一人で歌うって、大変なことなのはよくわかる。
勇気もいる。
自主性もいる。

曲を探す手伝いはするけれど、
みんな、自分で曲も決めている。
参考になるように、私がセレクトした
超すばらしい歌ばかりの特製CDが
参加賞だった回もあるけれど。


もしかして、あなたもソリスツ、
ってことないですか?
自分のソリスツ度に
気づいていないだけではないですか?


いつでも仲間に入って下さいね。
お待ちしています。



さて、この日の講師演奏曲は2曲。
ピアノ   さくらんぼが実る頃
弾き歌い マルタの祈り      でした。

歌わせてくれて、ありがとう。

Nor's Mのおさらい会は、ちょっと違う2017年11月18日 23:19

来週、23日は生徒さんの秋のおさらい会。

今回は、4名の参加。
しかし、20曲弱のプログラム。

時間に余裕があるとは言え、
盛りだくさんである。


私たちのおさらい会は、
ちょっと違うんである。

まず、伴奏はすべて先生である私が担当する。
ピアノが好きでよかった。。。


その方の声が一番すてきになるように、
今のその方に合ったキーで歌っていただく。
なので、半音高く弾く、とか
コードネームで伴奏を付けたり、
歌の先生はあまりしないことをする。

それというのも、歌う曲は自分で選ぶから、
と言うこともある。
これも、ちょっと違う点に入れても良いのではないか?


まあ、このようなイレギュラーなピアノ演奏を、
お願いできるあてもないんであるが。。。




生徒さんといえども、
私より年上の方が多い。
「次は、無いかもしれない」  とか
「歌えるうちに、好きな曲、歌ってみたかった曲を」
とお話しされると、
多少の無理は、何とかしようと思うではないか。

次がない、と言うのは
私にだって同じように考えられるわけで。



発表会、とかおさらい会と言えば、
最後は講師演奏であるが、
伴奏者は私なので、私が歌うときは、
弾き語るかアカペラ、ということになる。
そう、歌が専門なのに、
ピアノ演奏になったりもする。

私の歌の先生が聞いたら、
きっと怒るを通り越して、あきれさせてしまうと思うのだが、
弾き語る。
イタリア歌曲や、ポップスだったり。。。


もう、クラシックの常識など、気にしなくて良いではないか。



でも、でも、
発声や音楽づくりに関しては、
これは、お素人さんと言えども、
きっちりヨーロッパ的にする。
これもちょっと違うところだとお伝えしたい。


我孫子の片隅で、
伝統的な、正統的な
私がヨーロッパで仕入れたものを、
すっかりきっちり、お伝えしている。
この点については、
別の日に、もっと語りたい気持である。


さてさて、どなたでも自由にお聴き頂けます。
お時間のある方は、ぜひ、いらして下さいませ。
事前にご連絡下さると助かります。

からだで歌うことを楽しもうと言う方々の、
音楽をお聴き頂けますよ。

よかったら、ぜひ!

哀しい耳2017年10月20日 20:15


キャスリーン・バトルのコンサートへ行った。

憧れの歌い手。
あんな風に歌えたら、
とお手本にしている生きている二人のうちの一人だ。

彼女の声を、生で聴くのは初めてだ。
サントリーホール。
すてきだ。
きっと彼女の繊細で、完璧な発声を
すてきに響かせてくれるだろう。


少し早めにホールに入れた。

あれ、ピアノのふたが上がっていない。
一番低く、3㎝ぐらいしか上がっていない。。。?


1曲目。オンブラマイフ。
え、これ  一曲目なんだ。。。

歌いながら、ピアニストにもっと音を出して、
と言うようなジェスチャーをしてる。

そう、確かにピアノの音がこもっていて、
本当にもったいない。


昔、この、
彼女のオンブラマイフの歌声がCMで流れて、
大人気になって、
彼女はコンサートをした。
その時にオケに入っていた人からきいた話しによると、
「彼女、声が小さいんだって」
私は驚いた。なんてことを。。。


なぜ、生身のからだで、マイクも使わずに歌う声楽家に、
大きな声が良いことだと、言うのだろう?
大きな声は美しいだろうか?
声が聞こえなかったとでも言うのだろうか?
なぜ、大きな声と、良く響く声が違うと感じないのだろう?
彼女は、あのパヴァロッティやドミンゴを相手役に
オペラでも歌っているのに?

なぜ、繊細さにテクニックを、
芸術性を感じないのだろう?



別の所で、
「日本のオケは、ピアニッシモが出せない」
と、言われているという噂を聞いた。


今回、そのようなことが考慮されて、
ふたが上がっていなかったのかもしれない、と思った。



でも、この夜の聴衆は、
あれから20年ほども経っているのに、
あの頃のように、CMは流れていないのに、
聴きに来ている訳だ。
最後の、ピアノの音がなくなった後の、
あの、バトルのピアニッシモの声の響きが消えるのを聴いて、
それから、拍手をしていた。

だんだんと彼女は乗ってくるんである。
黒人霊歌も、ジャズも。
アンコールは、8曲だったと思う。
68歳になったという彼女は、ますますつややかに、
伸びやかに歌った。

そう、アンコールで一曲、
日本の歌が入っていた。
「この道」
前奏が始まったとき、おおーと声が上がり、
2回目をみんなで歌うようにとジェスチャーがあったとき、
サントリーホール中の空気がごおっと動いた。
その空気の動きに感動して、もう涙を我慢できなかった。

バトルはすごい。
ピアニストも、ほんとにすごかった。
音楽ってやっぱり、すごい。


・・・68歳か。。。
彼女のように、何があっても、
あのすてきな、正統的な発声を守れていれば、
68歳でも、あのように歌えるのだろう。
私も、最後尾の方かもしれないけれど、
あのすてきな、正統的な発声を追求している。
そのライン上にいると確信している。
68歳になるのがちょっと楽しみになってきた。

すてきな夜をありがとう。

日本の歌を歌う幸せ2017年09月11日 23:38


今日は、今週末にゲスト出演させて頂く、
野田市のコンサート ヒストリアの
合わせでした。

本番とは違うけれど、
ホールでのリハーサルです。

初めて行くし、車だし、
どうも1時間かかるようだし、
気合を入れて、早めに出たのですが、
大遅刻。。。
迷いに迷って、2時間半もドライブしちゃいました。

なんてこったー、
なことから始まったリハですが、
今回は、日本の歌だけのプログラム。


これはこれで、とても幸せなんである。
母国語で歌えることは、
ありがたいことで、
聴いてくださる方にも、ダイレクトに意味が伝わる。

特に今回は、
ここ地元、野田市の作曲家 山中直治氏の作品が
大きなテーマなんである。
あまり知られていないかも知れないけれど、
何しろ、31歳で亡くなっているので、
仕方ないかと思う。

恥ずかしながら、
私も初めて歌わせていただく。
西洋音楽が輸入されて、
勢いをつけて来た頃の作品。
そう言っても、日本らしさを盛り込もうと、
試行錯誤されたのではないか、
と思える節もある。

私としては、どこか、
その感じがチェコ-スロヴァキア物と
ダブる感じがするんである。


また、今回は伴奏もピアノだけでなく、
いろんな楽器とのコラボ用にアレンジがされていて、
それも楽しかった。


大遅刻と、タイムスケジュールの関係で、
。。。と言うか、例によって、写真を撮れなかった。。。

なので、今日の写真は、
七月に末に伺った、
赤とんぼの歌碑の前で、
赤とんぼを歌っている写真を貼って見ました。