ヴォーカルボディワーク Ⅰ2017年04月24日 10:11

浦和大学での「ヴォーカルボディワーク」の様子を書こうと思う。


1回目の授業は、自己紹介やこの授業についての説明。

今までの音楽経験、楽譜は読めるかどうか、
高校時の芸術選択は? よく聴いている音楽ジャンルは?
この授業の選択理由は? 理想の保育士像は?
など、8項目について話してもらう。
最後に、「翼をください」を歌う。
カラオケでなく歌うのは、久しぶりのようで、
ここはいつも、すてきな歌を聴かせてもらえる時間だ。


2回目の授業は、
「良い姿勢の本当のこと」〜声を出すために〜
まずは、身体のつくりをおおざっぱに。
骨の数や筋肉の数。。。
そして、呼吸の仕組み。
「空気は腹には入らないのに、なぜ腹式呼吸というのか?」

実は、私たちは色々と錯覚しているのに、
気づかないでいることが結構ある。
この「腹式呼吸」も、字に惑わされている感がある。
今は、みんな手の中にコンピューターを持っているので、便利だ。
早速動画で、腹式呼吸の上半身の動きを見てみる。

「良い姿勢」も、一般にはピンとしているとか、
胸を張る、とかイメージがあると思うが、
これは、身体にとって、ということは呼吸することにとって、
良い姿勢なのか?
ここにも錯覚がある。

1回の講義では、このあたりまで、になる。

さあ、次は声の位置。それを支えることについて。

次のレッスン2017年04月24日 10:25

前回、楽譜のルールを覚えてもらって、
何ができるようになるか。

最初、ピアノのどこへセッティングするかがわかる。
これは、私たちも、今でも同じ順番で準備すること。
そう伝えると、割と驚かれたりする。。。
それぐらい、基本的なこと。
まず、どのゲームのアプリを開くか、」ぐらいのことだろうか?

そして、前回は、X軸=音の高さについて。
今回は、Y軸=音の長さについて。
これは、音符ピザ、というのを考案してみた。
1枚のピザを分けるように、音符は長さと名前が決まっている。

これで、大きな意味で楽譜は読める。

しかし使えるピアノになるために、
「数えましょうキャンペーン」に参加してもらう。
数えながら弾くんである。
そうなると、次に知りたいのは拍子記号。
五線紙は、左から見て行くが、なぜか。

見たまま、すぐに弾けるよう、
工夫に工夫を重ねられてきた。何百年も。
それはすばらしいもので、楽譜は世界の言葉、
とも言えるのではないか、と思うぐらいだ。

だから、ルールも左側からのことを勉強すると早い。
理にかなっている。

さて、数えましょうキャンペーンであるが、
これは、少し楽譜が読める、
聴いたら弾ける、といったタイプの学生には、むつかしい。
返って弾けなくなる、という。
その通り。
でもね、数えずに弾けたからって、それで良いのかな?
お遊戯指導で、数えながら踊れない先生になっちゃいませんか?
数えずに、教えるのは、かえってむつかしくないですか?

それをすることで、リズム音痴予防になっていると、思いませんか?
その為のお遊戯でもあるのでは?

仕事に入ってしまえば、丁寧に練習する時間は
なかなか取れないだろうと思う。
ぜひ、学生のうちに、ここはがんばりませんか?
学生の今なら、私も一緒に数えよう。
ややこしいし、めんどくさいし、いらいらしちゃうかもしれないけれど、
ここはひとつ、1ヶ月で良いから、試してみませんか?