金柑煮2019年02月17日 22:07

先日、ある信頼筋から教えてもらった、金柑煮。

漢方的にいうと、
声を使う人や、
気管支や肺など呼吸器系の弱い人は、
この旬のギリギリになってしまったけれど、
食べるべきだそうで。
べき、だそうです。

私、どっちもだ。
べき、だ。

で、食べてみたら、すぐ呼吸が楽になった。
別に何も問題を感じていなかったのだけれど、
やはり、乾燥していたのだろう。
気のせいかと思ったが、
一緒に食べた夫も、喉が楽だと言う。
恐るべし。

漢方的に、
熱を取り、炎症を緩和し、肺を潤し、胃酸を中和し。。。
と、いろいろと効能があるらしい。
そして大切なことは、
材料を守ることと、食べ方。

皆さんにこっそりお伝えしましょう。

金柑 タネは取らず、ヘタはとる。
レモン 皮ごと。
氷砂糖 他の砂糖ではなく!
ちょっとのお塩
ひたひたの水

量は、それぞれ適宜。

ちなみに私は、キンカン2パックにレモン1個に、
氷砂糖500gぐらい。
好みよりちょっと甘かった。

を、厚手の鍋に入れ、
まず沸騰させ、火を弱めて混ぜずに10分から20分煮る。
一度完全に冷まし、もう一度沸騰、混ぜずに10分から20分煮る。
冷めたら、食べられる。
できればプラスチックでない器に移し、
冷蔵で一週間ぐらいは大丈夫。

どうやら、種ごと食べること、
氷砂糖を使う事、がポイントのようだ。
2度煮するのも、種ごと食べるためだそうで、
確かに、食べられちゃう。

1回に2、3個、毎日続けて食べると喘息なども改善するらしい。
恐るべし。

甘煮、としてのつくり方とは、ちょっと違うけれど、
どうせ頂くのなら、からだにも美味しいほうが一石二鳥である。

それから、なんとレモンも美味しかった。

漢方では、柑橘の皮を乾燥させたものはお薬だったりするし、
八宝茶にも、氷砂糖が入ってたっけ。。。

自然の恵みのエネルギーを感じた😆
次の冬はもっと早く作ろう。

あ、シロップをお酒や炭酸水で割って飲もう!
楽しみだな。