田端で声のアンチエイジング!2018年08月02日 23:44

いよいよ明日です!

都内でのWSが始まります。


テーマは、
「声のアンチエイジング」


このところ、声って老化しますか?  とか
声って老化しますよね?  とか

きかれることが増えた気がしていました。


また、
お化粧品のCMで、
お顔はすんごいふっくら若返って、
その感想を述べている声が、
あれ?   と感じたり。。。



声は、
お買い物しなくてもアンチエイジングできるものの一つです。



年齢が若者でも、
もう老化が始まっている声をききます。




「声」が大人になりきるのは、
なんと28、9歳と言われています。

せっかく大人になった声を、
すぐに老化した声にする事はもったいなさ過ぎです。


やっと大人になった声を、
そのまま、素敵に使いましょう!


私は、
できるだけ緩やかに老化させたいと思うのです。


早く、もっとたくさんの方に知って頂きたい。


ちょっとしたこと。
ちょっとしたことだけど、本当のことを知る。
ちょっと考え方を変えてみる。
ちょっと使い方を変えてみる。
そう試した体験が、支えてくれること。


これだけです。
ほんとのことは、とてもシンプル。




明日が楽しみです。

足の向きで支える強さが変わる2018年07月23日 23:54

「あし」には、
「足」と「脚」がある。

「足」は、くるぶしから先
を言うようだ。
「脚」は、骨盤からくるぶしまで。
(膝からくるぶし説もあるようだ)

今日は、「足」の向きについて。


今日の写真の、
床についている方の足の向きは、
少し外側を向いている。


このポーズ?を取るならば、
足はもう少し内側へ、向いているのが望ましい。


足の小指とかかとの外側を結んだ線が、
まっすぐになりたいのである。

その方が重心を下げやすい。
=安定感がある。
=内側の筋肉が使いやすい。


大人になって多いのは、
この写真のように、
足が外側へ向いてしまっていることだ。
これだと、後ろ重心になりやすく、
外側重心になりやすく、
力が使い切れないのだ。


けれど、
段々と外へ広がって行ったいたわけで、
急に足先の方向を変えると、
そこで立っていられなくなっている。
足裏の大切な、
本来の担当筋肉が使われていなかったことで、
使い方を忘れ、弱ってしまったパターンだ。


これをちょっと矯正すると、
なんと軽々と高い声が出たり、
響きが大きくなったりもするのだ。


このことを私は武術系の方から伺った。

宝物のようなアドバイスだった。


カラオケの時に、お試しあれ!

太っていると歌がうまいのか?2018年07月12日 23:09



歌う人、
と言うと、どんな体型を思い浮かべますか?


歌手って(クラシックの、かもしれない。。。)、
太ってた方がいいんですか?


これも結構質問される。
私たちは、マイクを使わずに、
ホールで歌う。


私は冗談めかして、
「脂肪は響かない」
と、答えたりする。



太っているには大きく2種類あるかと思う。
脂肪で太っている場合。
骨格が大きくて、太って見える場合。


脂肪で太っていても、
身体が重いわけで、
例えばオペラは2時間ぐらいは最低でもかかるわけだが、
重い身体で歌い、動く。
そのスタミナの消耗が、重い分激しいのではないか、
と私は思っている。

声はまず、からだで響くのであるが、
そのからだの周りに脂肪があれば、
むしろ、吸音なイメージすらしてしまう。。。




一方、骨格が大きい場合は、
スタミナを効率よく使えるだろうし、
何しろ楽器が大きいのだから、
良いテクニックを持っていれば、
その音源であるからだが響けば、
声の効果は、大きくなるように思う。


だから、無駄に太っている必要はない、
と私は考えている。




「お相撲さんは歌がうまいじゃないですか」
そうですよね。
確かに歌がうまい、
声が良いお相撲さんは多いように思います。
でもそれは、太っているから、
と言うよりも、
からだが良いのだと思う。
何しろ、お相撲さんである。
筋肉が良い。
緊張に強い。
重心を下げるのがうまい、などなど。

そして、骨格が大きい。

ということではないだろうか。



昔、
まだレコードでしか録音音楽を聴けなかった頃は、
本当に、スリーサイズが100 100 100、
かと思われるような声楽家がいたようである。

でも今では、映像までついてあり、
とても肺病にかかっているとは思われないスタイルの歌手が、
肺病の役を歌うのなどということは、
違和感を感じるわけで、
そのような公演は、余り見かけなくなったように思う。


歌い手も、ダイエットしていたりする。。。
でも、さすがに食べないダイエットは、
スタミナが無くなるのでしないし、
やせすぎると、或いは急にやせると、
声も変わってしまうそうで、
そこも要注意。




太っていなくちゃ歌えない神話は、
崩れて良かったと思う。
歌い手の長生きにも、貢献しているのではないだろうか。。。



今日の写真は、
私の好きなチェコの声楽家。
マグダレーナ・コジェナ-。
CDジャケットです。
とてもすてきなCDですよ。
チェコ歌曲をたっぷり楽しめます。

私に気功がくれるもの2018年03月08日 14:23

20年弱前、
私は車を運転中に、交通事故にあった。
先頭で信号待ちをしていて、
一つ前の信号を見て発進した10トントラックの前にいた。

そのトラックは無傷。
こちらは後ろのトランクが使えなくなるぐらい、
と私がむち打ち。

全治2週間。
しかし、半年、かかった。
でも、「完治です」とお医者に言われても、
さっきと何にも変わっていないし、
3ヶ月前とも変わっていない。


さて、ここから歌うことに戻るのに、
ジムに入り、水泳やら、筋トレやら、
エアロビ(!)やら、始めるわけである。



ここから、私のからだ探究が始まる。

このジムで出会ったヨガの中村先生もすばらしかった。
きくち体操、野口体操、三軸修正法、
岡島瑞德氏、甲賀先生や野口整体の本、
田畑氏のロルフィングも受けた。
そして、気功。

整体師認定は、この気功のクラスに通っていた学校で、
頂く事になった。




この20年の間で、
身体ブームというものが
3回ぐらいあったように私は感じている。

上に挙げさせて頂いた例は、
もちろんどれもすばらしく、
今の私に影響が大きいもの。

他にも、身体ブームの波の度、
いや、そうでないときにも、
上の方や、その筋の方々が
正しく、すばらしい情報を出して下さっている。


そう、正しくない情報も、中には出てくるんである。。。


それはさておき。



歌う私が
自分の調整のために使って使い勝手が良いもの。
それは、まず一人でできること。
そして、一人でしても、道からはずれず、
効果が上がるもの。
怪我の心配がより少ないもの。


そのように選んでいくと、
日々できることは、だいたい決まってくる。
それぞれから良いところ取りをするんであるが、
やはり一番勉強が長い気功は、使いやすい。


私のむち打ちを治してくれたのは、
「亀の気功」だし、
かぜの引き始めは「震動功」
むくみとりには、「ゴキブリ運動」


気功はシンプルなからだの動きで、
血流を助け、血流が良くなることで気が動く、と考える。
全身に影響が期待できることがすばらしい。
そして、呼吸と動きが合わされば、呼吸が変わる。
医学としての気功の動きは、
もちろん医学的予防的効果も期待できて、
内臓のマッサージができると考えられる。
そして、気が動けば、気分が変わり、
気持のエネルギーも上がるというものだ。


私の座右の銘は、
「一石二鳥」なのだけれど、
何鳥にも増やすことができちゃうぐらいじゃないか。

元気、エネルギー、呼吸、筋力
どれも、歌に必要だ。


そして、ヨガもそうだが、
人と比べない。
さっきの自分と比べる。
以前の自分と比べる。
これも、最初は慣れないことだった。
それから、「上手になる」ということのひとつの目安は、
動きの美しさ。
これもいい。



一つ一つ、箇条書きにはできないぐらいの効果。
それぞれが絡み合っているし。
からだにも心にも、影響がある。


先生は気功は未来を変えると言う。
本当にそうだ。


ありがとう。ありがとう。

鼻はスピーカー2017年11月19日 22:21


お風呂で、鼻歌を歌っていた。


母音から歌い出すことについて考えていた。

母音から歌い出すって、
思いの外、むつかしい。
子音があった方が、助けになることが多い。

日本語だと、鼻の響きって気にしなくても話せるし、
余り意識しないことかもしれないけれど、
鼻の中は空間であるからして、
スピーカーの役割も果たしていると考えると、
声を響かせることができたりします。

人によっては、
のどの負担を減らせることにも繋がります。

結構、大事。




あれ。。。


いつもの鼻の響かせどころより少し前に、
もう一つ、
いや、そうじゃなくて、
ただいつものポイントを
もう少し前にした方が良い、
と言うことかもしれないのだが、
なんだか、新発見した!
良い響きの洞窟。


ちょっと、
いや、結構、っていうか
かなり嬉しい。


と言うことで、今日の写真は、これです。