サロンコンサート20192019年10月03日 00:15

今年もサロンコンサートの季節がやってまいりました。

いつもは、チェコ・スロヴァキア音楽を
ご紹介することが大きな目標の一つです。

今年は、それに加えて、
「100年ぐらい前の音楽」というテーマで、
セレクトしてみました。

100年ぐらい前というと、
ファッション界では、シャネルが登場し
コルセットを脱いで運動?を始め、
美術界では、二次元から三次元へ、
空間や立体を表現することが始まり、
音楽界は、調性感が変わるところへ入ります。

日本では江戸時代が終わり、
髷を切り、洋装になり、
どしどし西欧文化の輸入が始まります。
森鴎外も、夏目漱石も、滝廉太郎も、山田耕筰も。。。
留学生の第1期生世代、ちょっと大雑把ですが、
と言えそうです。

世界が大きく変化した頃、と言えると感じます。

横書きの楽譜や音符も輸入されます。
作曲法も、発声法も輸入されました。

そんな時代に新しく作られた曲。

教育に音楽が役立つと考えられたいた時代でもあるようです。
文部省唱歌が作られ始めるのも、
この頃です。

どうしてこんな楽しそうなテーマ、
今まで思いつかなかったんだろう?


そして、今回の特別はもう一つ。
17回?になるようなのですが、
ずっと使わせていただいていた東京建物八重洲ホールが、
今年いっぱいで閉鎖になるそうです。
こちらでの最後のサロンコンサートとなります。

アットホームで、響の良いホールでした。
残念です。
私を育ててくれたホールでもあります。
手術をした後も、ここでまた歌うことは励みになりました。

とはいえ、変化は良いことです。
きっと、これは次への背中押しなのかもしれません。

何しろ今は、このコンサートを成功させるために、
集中します。

「100年ぐらい前の歌」
ご一緒にいかがですか?
なかなか私らしいニュアンスのセレクトになったな、
っと思うんです。
どうぞ、いらしてくださいませ。

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