歌の公開レッスン2018年06月29日 23:26


今日は、久しぶりの公開講座だった。


いつもは私と二人だけでしているレッスンを、
他の生徒さんや
特別なじみのお客様の前で、レッスンを受けるんである。


これはなかなか特別な効果があって、
私が驚いているぐらいだ。


私自身の公開講座受講歴としては、
日本では殆ど無い。
海外のクラスに参加すると殆どがこのタイプになる。



歌のレッスンというものは、
何でもそうなのかもしれないが、
何しろ、歌っている本人が一番よくわからない。

これは習熟度にも、もちろん関係しているんである。
でも、一番大きな原因は、
耳が同時に2種類の音をきき取っているからだろう。

外からきこえている声と、
身体の中で伝わってくる声を同時にきいている。

なので、時々、
私のだけでなく、
皆さんの反応が助けになる。
これは、思っていた以上に大きかった。


うまく声が出ると、
目の前の方がみんな、
「うんうん」とうなずいて、
にこにこしてくれる。
どんな言葉より、確かな手応え。


今日は、公開講座デビューの方がいて、
緊張する、と仰っていたが、
みんなそうなんであるし、
慣れても来るし、
何しろ体験することに意義があるので、
失敗はないんである。


そう、
緊張状態であっても、
みんなの前で、いつもの通りに歌えるか、
或いは、私からの指示をうまく試せるかどうか、
を体験しに来ているんである。
いつもより、響くホールで!


そして、今日の初めましてがもう一つ。
ノアズエム始まって以来のデュオ。
なかなかすてきなアレンジの、
私の知らなかった美しい曲を知ることもできた。
キーが低いので、うー、、、
と思っていたら、なんと!
Mさんが、パソコンでキーを上げた譜面を作ってくれた。
ほんとにありがとうございます。
今日の写真は、このお二人。


みんなが終わると、軽くお茶会。
これももうお約束。
本日のお菓子は、
昨日中華街で見つけたフォーチュンクッキー。
お客様も交えて、いろんな話をひとしきり。
それぞれが質問したり、
感想を話したり、
褒め合ったり。


お習い事を続けるのって、
大人になるとなかなか大変なんであるが、
このようなことも助けのひとつらしい、と感じる。

うちの生徒さんは、
みんなちょっと雰囲気が似ているところがあるのだ。
今日も、皆さんの服のトーンがそろっていたように思う。


今日の私はと言えば、
昨日、1万歩も歩いたからか、
うちにつくとお腹空きすぎと疲れで、へろへろになってた。
さっきまで、バタンキューって爆睡してました。

電話やメールをくれていた生徒さん。
大変失礼いたしました。。。



幸せな日をありがとうございました。