私に気功がくれるもの2018年03月08日 14:23

20年弱前、
私は車を運転中に、交通事故にあった。
先頭で信号待ちをしていて、
一つ前の信号を見て発進した10トントラックの前にいた。

そのトラックは無傷。
こちらは後ろのトランクが使えなくなるぐらい、
と私がむち打ち。

全治2週間。
しかし、半年、かかった。
でも、「完治です」とお医者に言われても、
さっきと何にも変わっていないし、
3ヶ月前とも変わっていない。


さて、ここから歌うことに戻るのに、
ジムに入り、水泳やら、筋トレやら、
エアロビ(!)やら、始めるわけである。



ここから、私のからだ探究が始まる。

このジムで出会ったヨガの中村先生もすばらしかった。
きくち体操、野口体操、三軸修正法、
岡島瑞德氏、甲賀先生や野口整体の本、
田畑氏のロルフィングも受けた。
そして、気功。

整体師認定は、この気功のクラスに通っていた学校で、
頂く事になった。




この20年の間で、
身体ブームというものが
3回ぐらいあったように私は感じている。

上に挙げさせて頂いた例は、
もちろんどれもすばらしく、
今の私に影響が大きいもの。

他にも、身体ブームの波の度、
いや、そうでないときにも、
上の方や、その筋の方々が
正しく、すばらしい情報を出して下さっている。


そう、正しくない情報も、中には出てくるんである。。。


それはさておき。



歌う私が
自分の調整のために使って使い勝手が良いもの。
それは、まず一人でできること。
そして、一人でしても、道からはずれず、
効果が上がるもの。
怪我の心配がより少ないもの。


そのように選んでいくと、
日々できることは、だいたい決まってくる。
それぞれから良いところ取りをするんであるが、
やはり一番勉強が長い気功は、使いやすい。


私のむち打ちを治してくれたのは、
「亀の気功」だし、
かぜの引き始めは「震動功」
むくみとりには、「ゴキブリ運動」


気功はシンプルなからだの動きで、
血流を助け、血流が良くなることで気が動く、と考える。
全身に影響が期待できることがすばらしい。
そして、呼吸と動きが合わされば、呼吸が変わる。
医学としての気功の動きは、
もちろん医学的予防的効果も期待できて、
内臓のマッサージができると考えられる。
そして、気が動けば、気分が変わり、
気持のエネルギーも上がるというものだ。


私の座右の銘は、
「一石二鳥」なのだけれど、
何鳥にも増やすことができちゃうぐらいじゃないか。

元気、エネルギー、呼吸、筋力
どれも、歌に必要だ。


そして、ヨガもそうだが、
人と比べない。
さっきの自分と比べる。
以前の自分と比べる。
これも、最初は慣れないことだった。
それから、「上手になる」ということのひとつの目安は、
動きの美しさ。
これもいい。



一つ一つ、箇条書きにはできないぐらいの効果。
それぞれが絡み合っているし。
からだにも心にも、影響がある。


先生は気功は未来を変えると言う。
本当にそうだ。


ありがとう。ありがとう。