会うべき時に会い、話すべき時に話す2017年08月06日 23:36

今日は、例の勉強会の4回目。


前回、ランチを一緒に食べられなかった女性と
今日は一緒に食べることができた。

この方とは、確か1回目の時に名刺を交換しているはず。


でも、その時でもなく、前回でもなく、
今日、やっといろいろお話しをする事ができた。


そして、面白いな、と思ったことは、
その今日の中でも、
ちょっとのタイミングの差で、
彼女からのすてきな提案は、
私はすてきと感じなかったかもしれなかった。


そして、今日、私はお休みするはずだった。



このように、いろいろが重なって
一つのことが可能になるんである。


面白いものですね。


そして今日はもう一人、
ご自分のお話をしてくださった方は、
なんと同じマンションに住んでいる方だった。


なんだか今日、出席できて良かった。


今日、出席できるかどうかは、夕べわかったこと。


これは、助けのしっぽ?


今日の写真は、
これも出会うべくして出会った、
ちーばくんとうなきちさん。


ありがとう。ありがとう。

膝と股関節は仲良しだ2017年08月07日 23:12

あし、についての次は、
膝と股関節。


上の写真はバレエのレッスンのひとこまかと思います。
この膝は、使っているときに膝です。



皆さんの膝、
普通に立っている時に、このように突っ張っていませんか?




普通に立っている時は、膝は緩めているといいです。
少し、かっくん、とした感じ。
次の瞬間に、歩いたり走ったり、しゃがんだり、
方向転換したり、とすぐに反応できるため。
それから、立っている時の膝の負担を軽くするため。


歌うことで言えば、
高い音を出すだめ、
長く音を伸ばすため、
良く響かせるため。
膝が関係しているなんて、
ちょっと驚きますよね!

膝は、下半身のバネとかクッションとか、
のようなイメージなんですね。
この支えは、
固く、動かない、ということではないんです。
柔らかく使って、歌うからだをサポートしたいんです。




普通に立っている時は、かっくんしている膝が良いと思っています。
慣れないと、かっくんしすぎることもあるのですが、
突っ張っているよりは、負担は少ないです。。。


先に緩んでいないと、
次にすぐには使えないですよね。




では、膝が突っ張っているかどうか、
自分で確認するやり方を一つ、お伝えしましょう。


立って、股関節に掌を当てて、
膝を突っ張ったり、緩めたりしてみてください。
その動きと一緒に、
股関節も、固くなったり、柔らかくなったりするのを感じますか?


不思議に思えますが、
連動しています。


そして、緩めたとき、
足の裏に力を支えてもらえるようになっていると、
下半身が一繋がりになって、安定感が違ってきます。
これは、指ぱっちんで鍛えておきましょう。



そして、
膝が突っ張ったまま使っていると、
怪我しやすいし、
なんと、腰や首、呼吸にも影響があるようです。

このことについてはまた書きますね。



からだって、すごいですよね。
本当に、なんてすてきにできているのだろう、
といつも思います。

感動して、ありがたく使い続けたいです。

ところで、横隔膜って?2017年08月08日 23:02



ところで、横隔膜ってご存じですか?

上の図で、わかりやすいですか?
これは、私も講義で使わせて頂いている図です。


大ざっぱに言えば、
肋骨の下に、横にある筋肉です。




この膜が、下に下がると
肺が空気を吸い入れる、
と言う感じです。
吸い込む、のは自然の呼吸ではないんですね。。。



この横隔膜が動いてする呼吸を
「腹式呼吸」と言います。
お腹に息が入るのは、腹式呼吸ではありません。

なぜならば、お腹には息が入らないからです。
もし、入るとしたら、食道を通って胃に入る道しかない。
そう、からだはできています。
それが出れば、声ではなく、げっぷです。。。

お腹が動く呼吸は、「腹式呼吸」ともよく聞きます。
でも、ここへ空気が入って動くのではなく、
横隔膜が下がって上から押された臓器、
胃とか腸とかが、前に出っ張る、から動いた。
ということになりますね。


おなかって、どこからどこまでか、曖昧です。
意識的に前に突き出すこともできるので、
勘違いしやすいです。





呼吸は、身体の機能としては、
珍しく自分の意志で動かせます。

胃や腸は、もっと早く動いて欲しい、
と命令しても、そうは動きませんが、
呼吸は、自分の意志で速くしたり、ゆっくりにしたりできます。

でも、ゆっくりになって欲しいのに、
速いままの時もありますよね。

ですから、呼吸を自分でコントロールする練習は、
自分の心をコントロールする練習でもある、
と言えませんか?
というわけで、緊張したら深呼吸しましょう、
なるわけです。



この膜。
のびのび使えていますか?

のびのび使うには、姿勢が関係します。
筋肉は骨に付いているからです。

もっと感動する横隔膜2017年08月09日 23:20


上の図は、横隔膜を下から覗いた図。



横隔膜には、穴がある。

見た目には二つのように見えるが、
実は三つ。
下大静脈と大動脈と食道のための穴。

確かに、この三本が下まで来ていてくれないと
とても困る。


白い部分のちょっと左寄りにある大きな穴が、
下大静脈の穴。
背骨の手前、真ん中辺りの赤い穴が、
食道のための穴。
そして、そのちょっと下にある穴が、
大動脈のための穴。


この中で、食道のための穴は、
ちょっと仕組みが違うようだ。
ただの穴ではなく、
筋肉が交差するように、ねじれるように付いている。
吸う度に、食道を閉じているのではないかと考える。
上から圧がかかるものね。
そして、もしかしたら、消化も手伝っている。
上からもみもみしてる感じ。


すごいでしょう?


そして、血管の方の穴も、
呼吸の度に、揉まれるようなことになるはずで、
これまた、からだに良いことを手伝っている。


すごいでしょう?


呼吸って、本来は横隔膜だけでも
これだけのことをしてくれられるはずのようだ。


この力、
使っていますか?



ここで一つ、私うんちく。
横隔膜から上、
肋骨に入っている臓器は、呼吸関係。
横隔膜から下は、
食べ物、消化に関する臓器が入っている。
こう、覚えておくと覚えやすくないですか?


面白いでしょう?


とても理路整然と、
皮膚という袋の中に整理されています。


私たちが生まれ持った幸せなことの一つ、です。

まだまだ感動しちゃう横隔膜2017年08月10日 23:33



横隔膜の3回目ですね。

今日は、私が一番感動した横隔膜のお話です。



肋骨って、左右一対の骨が12組みあるんです。
後ろは背骨で、関節で繋がり、
前は、胸骨に一続きになります。(ちょっと大ざっぱですね)
ですから、
動く時は背骨とのジョイント部分が主導権です。
前は、その動きに合わせて伸びる感じかと思います。


これだけでもすごいでしょう?


もっとすごいのは、
下の2組の肋骨は、
前の胸骨に繋がっていないんです!

このままだと、ぶらぶらしてて、
身体のどこかに刺さってしまう、
と心配ですよね。




そこで、横隔膜、です。
下の4本は横隔膜がつり上げているようになっています。
テントみたいになっている。




もし、この4本も前で胸骨に繋がっていたとすると、
私たちのウエストのくびれはもっと下、
もしくは、無かったかもしれないし、
回し蹴りってできなかったかもしれないし、
バレエやダンスや体操や、走ることも飛ぶことも、
全て今のスタイル、振り付けも、記録も違っていたはず。。。

横に曲げることが、全く違う動きになっていたはずだし。
もちろん、前に曲げることも、
左右にひねることも、全て、です。


身体の動きの美しさも、
からだを使う美しさも、全く違う形になっていたはず。
そう思いませんか?


人の形自体が、全く違うんですから。
着るものの形も、違うはず。。。


私はそう想像しちゃうんですよね。



ね、すごいでしょう?



人のからだは、そのようにできているんです。
だから、そのように使った方が、
いろんなことがうまくいくはず。

だから、そのように使えば、
私の本当の声が出てくる。
そう考えて練習をしています。


私はそう考えて、
整体師の認定を取りました。



そう考えて、ヴォーカルボディワークを創りました。


歌うだけでなく、
自分を使いこなして生きて行くためにも
役立つはず、と信じています。