歌う大腰筋2017年08月14日 23:45


横隔膜のことについて、
3回、書かせて頂きました。

この二日、カラオケで歌ったことについて、
考察しました。


今日から、少し大腰筋について、
書いて行きたいと思います。



大腰筋は、3種類でひとまとめにした言い方のようで、
肋骨の一番下、12番目から腰の5番目まで、
から始まっている筋肉です。

骨盤の中を縦に、斜めに通り、
脚の内側の付け根に終結します。
と言うことで、上半身と下半身を繋ぐ筋肉
と言えると思います。


大きな仕事としては、
ももを上げる、
骨盤の傾きを手伝う、
脚の外旋を少し手伝う、
と言ったところのようですが、
歌う私にとっては、もう少しあって、
呼吸と関係が深く、姿勢を支え、
そして、横隔膜を支え、声を支えている、と感じています。


だいぶ、働き者ですね。


でも、大人になると、
この働き者を休ませてしまっていることが多いようです。


チェックポイントは、
呼吸が浅い
姿勢が良くない、
或いは良い姿勢を保てない、
何もないところでこけることがある、
姿勢に左右差がある、
など、かと思います。




なぜ呼吸と関係があると感じているかと言えば、
横隔膜もそこに付いている、肋骨の12番目に、
この大腰筋も始まっているから、と考えています。


歌っていて支えと感じる時、
歌いながら下腹が(これも大ざっぱな言い方ですが)、
内側へ(背中側へ)入るように、
骨盤が少し後ろへ回る?感じが、あるのですが、
このとき、どうも、大腰筋が縮んでいるように感じることが多いです。
ちょっと、背中につっかえ棒があるような感じです。。。


筋肉は、ペアで動くことが多いですよね。
片側が縮めば、そのペアの筋肉は緩む、と言う様に。
腕の肘から上の筋肉は、
そのような関係で付いているわかりやすい例、
かと思います。

私は、ちょうどそのように、
横隔膜と大腰筋も、ペアになっているように考えています。


横隔膜と大腰筋が一緒になっている写真や図は、
少し前までは、見つけることが
なかなかむつかしかったように思うのですが、
見つけました!


嬉しくなっちゃいますね。。。