まだまだ感動しちゃう横隔膜2017年08月10日 23:33



横隔膜の3回目ですね。

今日は、私が一番感動した横隔膜のお話です。



肋骨って、左右一対の骨が12組みあるんです。
後ろは背骨で、関節で繋がり、
前は、胸骨に一続きになります。(ちょっと大ざっぱですね)
ですから、
動く時は背骨とのジョイント部分が主導権です。
前は、その動きに合わせて伸びる感じかと思います。


これだけでもすごいでしょう?


もっとすごいのは、
下の2組の肋骨は、
前の胸骨に繋がっていないんです!

このままだと、ぶらぶらしてて、
身体のどこかに刺さってしまう、
と心配ですよね。




そこで、横隔膜、です。
下の4本は横隔膜がつり上げているようになっています。
テントみたいになっている。




もし、この4本も前で胸骨に繋がっていたとすると、
私たちのウエストのくびれはもっと下、
もしくは、無かったかもしれないし、
回し蹴りってできなかったかもしれないし、
バレエやダンスや体操や、走ることも飛ぶことも、
全て今のスタイル、振り付けも、記録も違っていたはず。。。

横に曲げることが、全く違う動きになっていたはずだし。
もちろん、前に曲げることも、
左右にひねることも、全て、です。


身体の動きの美しさも、
からだを使う美しさも、全く違う形になっていたはず。
そう思いませんか?


人の形自体が、全く違うんですから。
着るものの形も、違うはず。。。


私はそう想像しちゃうんですよね。



ね、すごいでしょう?



人のからだは、そのようにできているんです。
だから、そのように使った方が、
いろんなことがうまくいくはず。

だから、そのように使えば、
私の本当の声が出てくる。
そう考えて練習をしています。


私はそう考えて、
整体師の認定を取りました。



そう考えて、ヴォーカルボディワークを創りました。


歌うだけでなく、
自分を使いこなして生きて行くためにも
役立つはず、と信じています。