大学でのピアノレッスンが始まりました。2017年04月15日 12:25

今週から、浦和大学での授業が始まりました。
私は、こども学部の学生への
ピアノレッスンも担当させていただいています。
保育士志望の学生の中には、
初めてピアノを習う学生も少なくありません。
このカテゴリーでは、そのレッスンの様子を書いてみようと思います。
ピアノ初心者の方へ、何かの助けになると良いと願っています。

この授業は、まず半年、受け持ちます。15回レッスンです。
今年は、6名で90分。全員ピカピカの一年生です。

まず今日は、楽譜を読む力(自己申告)でグループに分けてみました。
大きく3つ。
長くピアノを習っていた学生  1名。
数えると読める学生       3名。
読めない学生           2名。
欠席 1名。

まずは、弾ける学生。
この学生は、もう既に保育士さんとしては充分弾けるように思いました。
後は、基礎的なことの確認と、レパートリーを増やすこと、歌えること。
まだ入学したところなので、大変頼もしい限りです。

次に数えれば読める学生。
ト音記号は、あと少し。ヘ音記号は。。。
ということで、まずコードネームから始めることにして、
来週までに、その準備を宿題にする。
右手のみ、(数えながら)弾いてこよう。
数えながら、に関しては今日伝えきれない学生もいるので、
コードに慣れつつ、数えてもらおう。

そして、全くの初心者。
まず、楽譜のルールから説明する。

楽譜にも、ゲームのようにルールがあって、
それがわからないと、楽しめない。
このルール、実は文部科学省的には
小学生で理解していることになっているようで、
それを忘れていたりすると、まずここで躓いてしまい、
それは、劣等感に繋がったりする。
もったいないことだ。
まず、楽譜を読めるようにならないと、
いざ仕事、となったとき、自分ひとりで練習もできない。

とりあえず、楽譜はX軸Y軸のグラフの様な仕組みであること。
そのうち、今回は縦方向 X軸に関することを説明した。
音で言えば、高さ。ドレミのことだ。
次は、Y軸に関して。音符の長さのことだ。
この二つがわかって初めて、
自分一人で、効率よく練習することができるのではないか、と思っている。

私の仕事は、
仕事として使えるピアノ、弾き歌いを
できるだけ短い練習で、
自分でできるようになっている状態にサポートすることだと思っている。

限られた時間のなかで、どれだけできるか、
いつもわくわくして、取り組んでいます。

半年後、どこまで行ってるかな?
1回1回、さっきまでと違っているように、がんばりましょう!

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